研磨ロボット Finishing Robot

ヤマハの匠の技術を吹き込んだ、仕上げ加工専用のロボットシステム
これまで自動化が難しかった、精密仕上げ加工に特化したロボットシステムです。
楽器製造で培ったノウハウと熟練工の技を搭載し、研削・研磨など要求精度の高い工程の省人化を実現します。

仕上げロボットシステムの特徴

人の感覚を再現するロボット

人が“感覚的に”行っている仕上げ加工を、独自の制御機能とソフトウェアで再現します。

負荷フィードバック制御

バフやブラシなどで加工する際に、ツールの状態をリアルタイムでフィードバックし、加工経路や速度を自動的に補正します。それにより、摩耗による加工不足を防ぎます。
[画像]負荷フィードバック制御

オフセット・回転数制御

サンダーベルトや不織布ベルトで加工する際に、オフセット値や回転数を自動的に補正します。それにより、ペーパーやホイールの摩耗による加工不足を防ぎます。
[画像]オフセット・回転数制御

押し付け力制御

ワークの形状やツールの角度に左右されず、どんな姿勢でも押し付け力を一定にする制御機能です。任意の箇所で任意の押し付け力の設定が可能です。
[画像]押し付け力制御

ティーチング支援ソフト

人の感覚を再現するにはティーチングにおける仕上がり品質の確認とデータの入力・修正作業が必要です。それらの負担を軽減するために独自のソフトウェアをご用意しております。
[画像]ティーチング支援ソフト

対象ワーク例

導入フロー

  1. 条件ヒアリング

    • ワーク
    • 加工条件
    • 加工目的など
  2. 技術検討/手加工でのテスト概算見積

    • 仕上げ工具
    • ロボットタイプ(ワーク/ツール把持)
    • 周辺機器
  3. 実機による加工能力の検証(有償)

    • 品質
    • サイクルタイム
    • ロボット適応性(ロボット/ツール駆動機構/適応制御/設備仕様確認)
  4. システム仕様提案/最終見積

    • ワーク供給排出方式
    • 安全インターロック
    • 操作パネル
  5. 受注/製作開始
  6. 搬入・調整
  7. 定期点検/アフターケア

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