ヘリウム漏れ検査機 ヘリウムリークテスター

ヤマハファインテック独自の低真空リークテストで信頼性の高い測定を実現
当社独自の低真空チャンバーシステムとヘリウムガスディテクタにより、信頼性の高い検査を実施。
充実したフェイルセーフと高度な制御システムにより、簡単操作、簡単メンテナンスを実現しています。

ヘリウムリークテスターの特徴

微小な漏れを正確に検出

ヤマハ独自の低真空チャンバーシステムにより水没式やエア差圧法に比べ100~1000倍の精度で微小な漏れを判定します。

ラインに直結するシステムを構築可能

ヤマハのFA技術とあわせ、生産ラインに直結するシステムやロボットによる搬送システムを構築可能。省力化や無人化で生産性をアップできます。

作業ミスを軽減するフェールセーフシステム

良品・不良品の自動振り分け、マーキング、処理確認、インターロックなど作業者の負担を軽減し、ミスを防止する安全設計です。

簡単操作、簡単メンテナンス

高度な制御システムで操作やメンテナンスが簡単です。万一の操作ミスやトラブルにも日本語メッセージで敏速で的確な復旧方法をナビゲートします。

設計から組み立て調整までトータルサポート

検査ワークハンドリング機械および制御設計から組み立て調整まで全て自社内で設計製作、トータルでお客様にシステムを提供できます。

国内トップクラスの導入実績

ヤマハのリークテスターは幅広い業界に500システム以上納入頂いており、燃料タンクやアルミホイール、ドラム缶検査では国内シェアトップです。

導入事例/オプション

1MPa以上の高圧対応・全自動対応など、お客様の生産ラインに合わせた特注システムをご提供。経験豊富なスタッフが設計から製作、調整、据え付けまで一貫してサポートいたします。弊社テストルームにはドラム缶用、燃料タンク用、 15MPaの高圧対応用デモ機を用意しており、随時テストが可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。オプションとしてヘリウム回収装置もご用意しております。
※1MPa以上の検査圧は、各都道府県への申請が必要になります。申請書類もご用意しておりますのでお気軽にご相談ください。

導入事例 1:インデックス供給タイプ

真空引き・ヘリウム封入・検査・ヘリウム回収まで全てを1ユニットで行う一体型の全自動検査システム。圧倒的なサイクルタイムを実現しました。
[画像]インデックス供給タイプ
対象ワーク カーコンプレッサー
サイズ (W)5400 x (D)3000mm
検出方法 真空チャンバー方式
サイクルタイム 24秒/ワーク
ヘリウム封入圧 2.0MPa(G)
ヘリウム濃度 100%

導入事例 2:パレット供給タイプ

真空引き・ヘリウム封入・検査・ヘリウム回収をユニットごとに行う自動検査システム。既存の生産ラインに組込みやすく、工程管理も容易です。
[画像]パレット供給タイプ
ワーク カーコンプレッサー
サイズ (W)8200 x (D)3700mm
検出方法 真空チャンバー方式
サイクルタイム 18秒/ユニット
ヘリウム封入圧 1.7MPa(G)
ヘリウム濃度 80%

オプション:ヘリウム回収装置

ヘリウムガスのランニングコストや供給リスク、価格高騰リスクを低減させるリサイクルユニットです。ワークや封入圧に合わせてご提案いたします。
[画像]ヘリウムリサイクルユニット(低圧力用)
ワーク リチウムイオン電池ケース
サイズ (W)800 x (D)800mm
処理能力 15NL/min
最高吐出圧 0.7MPa(G)
ヘリウム回収効率 90%以上

チャンバー方式とスニファー方式

高性能・信頼性の高いチャンバー方式とローコスト・省スペースなスニファー方式

ヤマハヘリウムリークテスターは、高性能で信頼性が高い漏れ検査機としてアルミホイール・ドラム缶・エアコン・燃料タンクなど、数多くの自動車部品・家電製品工場などで採用されています。用途に合わせて、スニファー方式などのシステムでも検査が可能です。

チャンバー方式

構造 [画像]チャンバー方式
 
  • 事実上10-8[Pa・m3/sec]
特長
  • 全体の漏れ判定が確実にできる
  • 漏れ計測が速い
  • 人為誤差がない
  • 自動化が容易にできる
  • ヘリウム汚染対策不要
推奨ワーク
  • 自動車用アルミホイール
  • ドラム缶
  • エアコン
  • 燃料タンクなど

スニファー方式

構造 [画像]スニファー方式
 
  • 事実上10-6[Pa・m3/sec]
特長
  • 漏れ箇所が直接わかる
  • 装置スペースが簡略
  • 設備コストが安価
     

チャンバー方式の仕組み

[画像]チャンバー方式の仕組み

微小な漏れを正確に検出するチャンバー方式

従来の水没方式やエアー差圧方式に比べて100~1,000倍の精度で漏れを判定し、信頼性の高い検査を行います。また、プローブ操作で漏れ検出に時間のかかるスニファー方式に比べ、製品の全体検査をスピーディーに行うことが可能です。

ヘリウム(He)がトレースガスとして使われる理由

  1. 人体や地球環境に対して無毒無害で悪影響を及ぼさず、安全である。
  2. 不燃性のため安全である。
  3. 分子直径が小さく、質量も小さいので、微細な穴でも容易に漏れが出易い。
  4. ヘリウムガスは通常大気中や金属には微量にしか存在しないため、漏れ出たヘリウム(He)と区別が付き易い。
  5. 通常の環境では、液化しにくいため、漏れ穴を塞ぐことがない。
  6. 化学的に不活性ガスなので金属を錆びさせることがない。

対象ワーク

ワークイメージ/ワーク名 名称   参考漏れ規格

エンジン関連

ラジエーター
ウォーターポンプ
シリンダーヘッド
シリンダーブロック
オイルパン
エンジンAssy
デリバリーパイプ
インジェクター
コモンレール
オイルポンプ
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-5 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下

吸排気

インテクマニホールド
エキゾーストインタークーラー
ターボチャージャー
触媒コンバーター
マフラー
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下

エアコン

カーコンプレッサー
コンデンサー
エバポレーター
リキッドタンク
カーエアコンパイプ
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下

燃焼系

フューエルタンクAssy
フューエルパイプ
フューエルポンプ
キャニスター
フューエルストレナー
インレットチューブ
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-7 Pa・m3/sec以下
10-5 Pa・m3/sec以下

ミッション

トルクコンバーター
ミッションケース
シリンダーセカンドブレーキ
オイルポンプハウジング
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下

ホイール

アルミホイール
アルミテンパーホイール
スチールホイール
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
 

その他
自動車部品

パワーステアリング
ステアリングポンプ
ショックアブソーバ
エアーサスペンション
ブレーキマスターシリンダー
ブレーキブースター
エアータンク
インフレーター
10-5 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-5 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
 

空調・
冷凍機器関連

エアコン部品
エバポレーター
冷機用コイル
コンプレッサー
バルブ類
室外機Assy
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
10-6 Pa・m3/sec以下
 

缶業界

ドラム缶 10-4 Pa・m3/sec以下
18L缶
ストーブ燃料タンク
オイル缶
スプレー缶
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
10-4 Pa・m3/sec以下
 

家庭用電気機器

冷蔵庫
各種電池
防水シェーバー
防水型掃除機
防水ラジオ
洗濯機部品
アイロン
 
 

飲食

ショーケース用熱交
冷凍機
自販機
ビア樽
 
 

油空圧部品

油圧用電磁弁
空圧用電磁弁
エアーシリンダー
カプラ
チェック弁
 

導入フロー

  1. 条件ヒアリング
  2. シール方法検討/リークレート確認
  3. (ワークテスト/条件・法規制検討)
  4. 仕様書提示/法規制説明/見積書提示
  5. 受注
  6. 制御仕様/メカ仕様
  7. 製作
  8. 立会い/指摘事項改善/搬入・調整

お問い合わせ

TEL : 053-467-3601(FA事業部代表)